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2011年05月09日


個人消費動向


ショッピング・センター国際評議会(ICSC)が発表した
4月30日までのチェーン・ストア週間売上は、
前週比-0.8%、前年比+2.8%と減速しました。

レッドブック・リサーチ社が発表した同時期の大規模
小売店売上は、前年比+5.5%とICSCよりは大きく
両者の結果が異なっています。

また、ショッパー・トラック社発表の4月30日までの
全米小売売上推計は、前週比-16.9%、前年比は
-6.1%と、非常に大きく減速感が出ていることに驚きです。

今回の大きな下落の理由は、また天候です。
日本でも報道されましたが、激しい竜巻が6州を襲い、
多数の死者と多くの家屋が破壊されました。

当然、客足は遠のき買い物どころではありませんでした。
また、竜巻以外にも春の嵐で、イースター(復活祭)当日を
含む週でしたが、外出を控えた消費者が多かったのでしょう。

カレンダーの要因で、昨年のイースターは3月と4月に
消費を盛り上げるきっかけを作りましたが、今年は4月の
消費が伸びました。

先週、発表がありました25社ベースのチェーン・ストア
既存店売上の4月分は前年比+8.9%と大きな伸びを
示しましたので、1週間の売上が減少しても、今のところ
大きな影響はありません。

また、母の日の消費も比較的大きなものが期待されて
いますので、楽観的に考えている小売業者は多いと
考えられます。

先週は原油相場が大きく下落したため、今週以降の
ガソリンやディーゼル油価格動向が気になります。

これまでのところ、ガソリン高で徐々に消費者の財布の
紐が固くなり、消費に少しマイナスの影響が出ると
考えるアナリストも少なくありません。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110509.html

を参照して下さい。

最近の米国経済指標は、成長鈍化を示すものが
多く、丁度1年前に「ダブル・ディップ」の可能性が
話題となり、米国株が大きく下落した頃と似たような
雰囲気になっています。

その上、ギリシャの問題が蒸し返され、何も解決して
いない欧州債務問題が、世界経済の不確実性を
高めることになるかも知れません。

しばらくは、用心して相場に臨む時間帯が続きそうです。


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2011年05月09日 09:00記述


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