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2011年07月26日


米国商業不動産市場の先行指標


米建築家協会から、6月建築請求指数の発表が
ありました。

この指数は、ディフュージョン指数で、協会傘下の
協会員が発行する請求書の金額の増減を指数化
したもので、「50」が景況感の境目となり、50を上回ると
事業拡大を示し、50を下回ると事業環境が悪化している
ことを示します。

また、毎月発表されている建設支出や商業不動産
市場の先行指標として考えられています。

調査対象は個人住宅でなく、商工業施設建設・ホテル・
事務所・学校・病院等の建設です。

6月の指数は、46.3と5月の47.2から連続して小幅幅に
下落しし、これで3ヶ月連続「50」を下回ったため、
米国商業不動産の将来は、事業環境が悪化する可能性が
高まったと判断できます。

この指数は、大まかに言って、建設支出や商業不動産
投資に9ヶ月から12ヶ月先行すると言われています。

昨年暮には指数が伸びていましたが、今年後半から
来年初にかけての米国商業不動産市場は少々雲行きが
怪しいです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110726.html

を参照して下さい。

既に二番底を経験している住宅市場に続き、商業
不動産市場も二番底に突入でしょうか。
今後のこの指数の動向は目が離せません。

しかし、持ち家を諦めた層の消費者が賃貸住宅に
移り住むようになり、集合住宅の建築に関しては
好転しています。

当然のこと、賃貸住宅市場はタイトで、今後賃料の
上昇も否定できない環境となりそうです。
例え、住宅市場が冷え込んでいてもです。

そして賃料の上昇はCPIの底上げ要因ともなりますので
この辺は要注意です。

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2011年07月26日 09:00記述


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