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2011年08月10日


米国賃貸アパート市場指数


NMHC(National Multi Housing Council)から
四半期に一度の賃貸アパート市場指数が出ました。
NMHCを日本語訳すると、全米集合住宅会議と
すれば良いでしょうか。

NMHCと言うのは、ワシントンにある米国の
大手集合住宅関連企業の利益団体です。

この団体がカバーしている、米国賃貸アパートの
シェアは、大体14%程度と発表されていて、中小企業が
運営する賃貸アパート等の市場は含まれていません。

しかし、米国の賃貸アパート市場の方向性は、
示していますので、興味深いものがあります。

四半期終了後翌月上旬に、4指数が発表されます。
それらの指数は、負債金融指数・賃貸アパート市場指数
(これは空室率の逆)・売上高指数・資本調達指数です。
それぞれ50が好不況の境目となっています。

負債金融指数:69から74へ
売上高指数:65から70へ
資本調達指数:76から70へ
と高水準を維持しています。

また、賃貸アパート市場指数は、90から82へ下落
しましたが、前回の90は歴史的な高水準で、
82でも十分に市場はタイトな状態です。

チャートは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110810.html

を参照して下さい。

この指数が上昇している理由は、個人の持ち家比率が
低下しているからです。

住宅バブルの崩壊は、賃貸アパート市場には、
追い風になっているのです。

住宅差押えが減少し、担保物権の売却が減少し、
住宅価格が持ち直すまではこの指数は堅調です。

別の見方をすると、この指数が堅調なときは、
家賃が上昇しやすく、消費者物価を押上げる要因にも
なりますので、要注意です。


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2011年08月10日 09:00記述


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