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2011年08月12日


コアロジック住宅価格指数


6月コアロジック住宅価格指数は、前月比+0.7%と
4月以降3ヶ月連続して上昇を記録しました。

この指数は最近ではFRB(連邦準備制度理事会)も
モニターしているようで、重要な指標になっていますが、
日本では、ケース・シラー住宅価格指数の方が、
はるかに名前が売れています。

コアロジック住宅価格指数の方が、発表タイミングが早く、
ケース・シラー住宅価格指数の先行指標として使えます。

前述したように前月比では価格は上昇していますが、
前年比では依然として下落が続いています。

因みに、5月は前年比-6.7%で、6月は前年比-6.8%と
同程度の下落幅で、前月比でのプラスは季節要因だと
言うことがよく理解できます。

金融機関が保有する不良資産の売却は、住宅価格を
より下方へ押し下げる効果がありますので、それらの
担保物件等の売却を除いた住宅価格の動向も非常に
重要です。

6月のそれは前年比-1.1%で、5月の-2.1%と比較すると
改善を示していると言えます。

しかし、昨年の春は住宅取得についての税制の援護が
ありましたが、今年はそれがないので、実力が問われて
いるとも言えます。

チャートは全米の州別騰落率です。

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110812.html

因みに、チャートは前年比の州別騰落率です。

昨年までは中西部の農業が盛んな州は失業率も
低く、住宅価格は他の週に比べて堅調に推移して
いましたが、さすがに住宅価格の下落は全米に
広がりを見せている感じがします。

日本と違い、人口減少していない米国で、住宅バブルの
崩壊がこれほど酷く長引くと想定していた市場関係者は
非常に少数派だったと思います。

とくに、米国内では早めのテイク・オフを想定していた
関係者が多かったと思います。

米国の苦しみはまだまだ続くと思います。

とくに、異常な低金利と異常な資金流通量で、非伝統的な
金融政策を実施していても、インフレ率は上昇せず、
米国債の長期債は3%を切るほどのレベルです。

低金利と流動性の罠にはまってしまいました。


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2011年08月12日 09:00記述


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