平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>まぐまぐ!過去のメルマガ>2011年08月13日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2011年08月13日


アルトス10都市総合指数


アルトス・リサーチ社から、米国10都市住宅価格が
発表されました。

7月の米国住宅価格は、今夏で初めて小幅の下落を
示しました。

6月までの全ての住宅価格調査では、季節性も含め
前月比で価格上昇していましたが、早くも勢いがなくなり
住宅価格が下落を始めた模様です。

異常に低い金利でも、住宅投資に動かない消費者は
賢明なのか、臆病なのか?

春以降は、住宅を全額キャッシュで購入する投資家が
目立っていましたが、値頃感が働き自らが住む家ではなく
純粋な投資として購入している層だと思います。

また、アジアや産油国等の富裕層もニューヨークや
フロリダ等の高級コンドミニアムを漁っていましたが、
その流れは小さくなったのでしょうか?

夏が過ぎれば米国の不動産市場は取引が減少し、
冬にかけて価格下落する傾向が強いです。

住宅市場に厳しい冬が訪れるようです。

アルトス・リサーチ社は2005年設立のリアル・
タイムの不動産価格調査会社です。

この指数は、国勢調査で用いられる大都市圏の
主要都市である、ボストン・シカゴ・ニューヨーク・
ロサンゼルス・サンディエゴ・サンフランシスコ・マイアミ・
ラスベガス・ワシントンDC・デンバーの10都市の
一戸建て住宅価格で構成されています。

タウンハウスやマンションや新築一戸建て住宅等の
価格は除かれています。

減少したとは言え住宅差押えは高水準で、担保物件を
売却する金融機関も多いです。

一時期は在庫が減少して、住宅市場に強気になった
アナリストはいましたが、アルトス社の調査では、7月
の在庫は増加に転じています。

需給バランスが改善しません。

グラフ

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110813.html

を参照して下さい。

来月以降の住宅価格は警戒です。

QE3を実施するのか、財政出動が制約され、格付けも
引き下げられた米国の選択肢は多くありません。

リスク資産価格の調整は必至でしょうか?


本メルマガはファンダメンタルズの情報提供をしています。
詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2011年08月13日 09:00記述


                    ページ・トップへ    ホームへ