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2011年08月30日


6月交通量トレンド調査


米運輸省連邦高速道路局から、2011年6月分の
交通量調査のデータが発表されました。

この指標は、米国経済の基礎的な動向を知るために
是非とも頭に入れて置きたい指標ですが、残念ながら
注目度は低いです。

6月は前年比で-1.4%と4ヶ月連続でマイナスを
記録しました。
その上、年初来の累計でも前年を下回りました。

2009年春に景気がボトム・アウトして以降、緩やかな
小幅のプラスを続けてきましたが、4ヶ月連続のマイナスは、
前回のレポートで基調転換したと言えるのではないかと
書きましたが、転換を確認できたと言えると思います。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110830.html

を参照して下さい。

この統計は、全米約4,000ヶ所の継続観測地点で、
毎月各州で1時間交通量を計測しているものをベースに、
前年同月比の増減をパーセントで表示しています。

数値は12ヶ月移動平均値で、高速道路パフォーマンス・
モニター・システムにより調整されて交通量トレンドとして
発表されているものです。

原油価格の高騰は止まっています。
ガソリン価格は原油価格に比較すると、下落スピードが
鈍いですが、それでもガソリン価格も下がっています。

本来であれば、交通量が増加する要因です。

その上、6月は夏休み突入で、交通量が増大する時期で、
原油需給が平常時は、米国のガソリン価格が強い需要に
基づき上昇しやすく、その影響を受けて国際商品である
原油価格も上昇しやすい特徴がありました。

つまり冬季の暖房需要で原油価格が上昇しやすいと
考えがちですが、実際は夏に上昇すると言うサイクルが
あったのです。

現在は、新興国の需要や過剰流動性の投資先として、
季節性が弱まったと言えます。

話を元に戻しますと、米国のリセッション突入確率が
高くなったと言えます。


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2011年08月30日 09:00記述


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