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2011年09月13日


ECRI週間景気先行指数


今年の初め以来取上げなかったテーマです。

ECRIとは、Economic Cycle Research Instituteのことで、
米国の民間の独立系経済調査会社のことです。

日本語では、「景気サイクル研究所」でしょうか。

同社の創設者のジェフリー・ムーア氏は、グリーンスパン
前FRB議長の経済学の恩師として知られています。

また、同社の設立目的は、米国の好不況サイクルを公式に
認定する全米経済研究所に先んじることだとされています。

同社が毎週発表している「週間景気先行指数」は、
とても確度が高く、実体経済や株価に先行していることで
知られています。

過去の例では、同指数が-10%を下回ると、
米国経済は不況(マイナス成長)に陥っています。

米国経済でダブル・ディップが意識された昨年春以降、
同指数は実際に-10%を下回って、景気後退に突入する
恐れがありました。

その上、米国株式相場が大きく下落したフラッシュ・
クラッシュで、経済は大きく減速しかけましたが、FRB
(連邦準備制度理事会)の金融緩和政策、つまり
QE2で、経済のさらなる減速は逃れました。

そのため、同指数が-10%以下になっても米国経済が
不況にならなかった殆ど始めてのケースとなりました。

最近の指数は下落していて、-10%のレベルが近づいて
きました。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110913.html

を参照して下さい。

9月2日時点の指数は123で-6%を記録しています。
そろそろ、ソフト・パッチと言う生ぬるい表現ではなく、
リセッションと言う表現が当てはまる感じになりそうです。


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2011年09月13日 09:00記述


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