平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2011年09月21日


米銀預金残高


日本人は臆病で、株式や為替等のリスクを取ることを
望まないと古くから言われています。

また、金融界や証券界の一部からは、金融知識の
教育が欧米に比較すると遅れているから、銀行預金しか
行わないとも言われることがあります。

このような意見は、全てが正しくもなく、全てが間違いでも
ありません。

ところが、401K(個人積立ての年金制度)で慣れている
証券投資から、銀行預金へとシフトしている米国人の姿が、
ロサンゼルス・タイムズの記事で浮き彫りになっています。

今年になって10兆ドルの銀行預金が増加しているそうです。
商業銀行の預金残高はこの3ヶ月に4290億ドル増加し、
昨年1年間の増加額と並んでいます。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110921.html

を参照して下さい。

米国人はリスクを取らなくなっているのです。
その反面、銀行は資金を必要としていません。

その証左に、預金金利を下げています。
小切手使用料金を引上げています。

銀行は預金残高に応じて預金保険を支払う必要が
あります。

ゼロ金利でない以上、何か金利を生む商品に投資する
必要に迫られます。

融資でも良いですし、国債投資でも良い訳です。
融資の資金ニーズは小さく、国債を買うしかないのです。

米国は日本が通ってきた道を着実に踏襲しています。
この国は既に終わっているようですが、米国も既に
終わったのでしょう。


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2011年09月21日 09:00記述


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