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2011年10月21日


8月交通量トレンド調査


米運輸省連邦高速道路局から、2011年8月分の
交通量調査のデータが発表されました。

この指標は、米国経済の基礎的な動向を知るために
是非とも頭に入れて置きたい指標ですが、残念ながら
注目度は低いです。

8月は前年比-1.7%で、6ヶ月連続で前年比マイナスを
記録しています。

前回のレポートでも書きましたが、2009年春に景気が
ボトム・アウトして以降、緩やかで小幅のプラスを続けて
きましたが、とうとう前回ピークを抜けないまま米国経済は
景気後退局面に突入する初めてのケースになることは
確実な状況です。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/111021.html

を参照して下さい。

この統計は、全米約4,000ヶ所の継続観測地点で、
毎月各州で1時間交通量を計測しているものをベースに、
前年同月比の増減をパーセントで表示しています。

数値は12ヶ月移動平均値で、高速道路パフォーマンス・
モニター・システムにより調整されて交通量トレンドとして
発表されているものです。

季節性がある統計で、夏季の交通量が最も多くなります。
通常は7月が年間のピークで、秋以降は減少します。

今後の生の数値は減少しますが、昨年のこの時期は、
FRBがQE2を実施し、オバマ大統領はブッシュ減税の
継続を表明し、個人消費を代表に景気が少し上向きに
なった時期に相当します。

今年の景気の下向き傾向と昨年の上向き傾向で、この
指数の前年比のマイナスが大きくなることが予想されます。

経済の根幹をなす、陸上交通量が減少する事態は、
大問題だと思います。

FRBによるQE3実施が正当化されると思います。
金融政策に頼り、バブルを醸し出す作戦です。


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2011年10月21日 09:00記述


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