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2012年03月15日


セリディアンUCLA景況指数

2月の指数は前月比+0.7%と上昇しましたが、
1月の-1.7%の下落をオフセットすることが
できませんでした。

この指数は、UCLA(カリフォルニア大学
ロサンゼルス校)とセリディアン社が共同で
開発して発表している、米国の物流の現状を知る
手がかりとなる指数です。

この指数は、FRB(連邦準備制度理事会)が
毎月発表する鉱工業生産指数に先行することを
目指しているようですが、まだ歴史の浅い指標で、
鉱工業生産指数との乖離は比較的大きいです。

そのため、他の輸送データと合わせて使用すると、
誤差を小さくできるのではないかと思います。

しかし、鉱工業生産のみでなく、産業景気全体との
関係も深いと考えられます。

この指数は、リアル・タイムのディーゼル油
消費量の動向を計測して、経済活動を分析
しようとするものです。

ディーゼル油の消費量は、物流の要である
トラック輸送の多寡を端的に示します。

トラック輸送は、米国の輸送量全体の
70%近くを占める重要な分野です。

また、トラック輸送は鉱工業生産のみでなく、
小売業の物流や製品や原材料の輸出入の
動向にも大きく左右されます。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120315.html

を参照して下さい。

UCLAのアンダーソン教授曰く、

直近の3ヶ月(12月から2月)の数字はその前の
3ヶ月(9月から11月)で比較すると、年率換算で
3.2%下落しています。

この指数が弱いのは、もしかすると、住宅建築の
復活が保持されていないのかも知れません。
トラック輸送も然りです。

但し、最近の住宅着工や許可件数の改善は、再度
この指数を上昇させるかも知れません。

そうすると、健全な雇用増加ももたらす本格的な
景気拡大が見られるかも知れません。

とのことです。

結構強気の景気の見方です。

個人的には指数のグラフを見て分かるように、
頭が丸くなっています。

雇用なき景気回復局面でしたが、最近は少しずつ
雇用は増えています。

しかし、過去の景気回復から拡大での雇用増とは
かけ離れています。

欧州経済が落ち着き、米国の輸出や世界経済の
本格的な拡大傾向に再点火すれば、この指数も
再度上向くと思いますが…。

米国経済の景気拡大のピークを打ったような
グラフの形です。


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2012年03月15日 09:00記述


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