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2012年04月10日


セリディアンUCLA景況指数


3月の指数は前月比+0.3%と上昇しましたと
発表されました。

1月の-1.7%の下落以降、2月は+0.7%でしたので、
3月を含めてもマイナスを埋め切れていません。

この指数は、UCLA(カリフォルニア大学
ロサンゼルス校)とセリディアン社が共同で
開発して発表している、米国の物流の現状を知る
手がかりとなる指数です。

この指数は、FRB(連邦準備制度理事会)が
毎月発表する鉱工業生産指数に先行することを
目指しているようですが、まだ歴史の浅い指標で、
鉱工業生産指数との乖離は比較的大きいです。

そのため、他の輸送データと合わせて使用すると、
誤差を小さくできるのではないかと思います。

しかし、鉱工業生産のみでなく、産業景気全体との
関係も深いと考えられます。

この指数は、リアル・タイムのディーゼル油
消費量の動向を計測して、経済活動を分析
しようとするものです。

ディーゼル油の消費量は、物流の要である
トラック輸送の多寡を端的に示します。

トラック輸送は、米国の輸送量全体の
70%近くを占める重要な分野です。

また、トラック輸送は鉱工業生産のみでなく、
小売業の物流や製品や原材料の輸出入の
動向にも大きく左右されます。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120410.html

を参照して下さい。

上段は季節調整後の数値をプロットしたものと、
3ヶ月移動平均線です。

当然のこと3ヶ月移動平均線は凸凹をならした
形状になります。

今回の景気拡大局面が終わり始めているように
感じるのは筆者だけでしょうか。

また、下段は季節調整後の数値を前年比で表して
グラフ化したものが下段です。

2009年に景気拡大して以降、この数ヵ月明らかに
変調をきたしています。

前回のグレート・リセッションを除き、2001年と
2003年のリセッションや成長鈍化時期と同じように
前年比0%を下回っています。

ドル安による輸出ドライブが景気の下支えの大きな
要因でしたが、どうも調子が悪いようです。

最近の雇用良化は「雇用の遅行性」の証拠でしょうか。
最近は春に相場が荒れることがあります。

要注意です!


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2012年04月10日 22:00記述


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