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2012年04月30日


2012年第1四半期GDP速報値


先日発表された標記指標は、事前予想よりも
若干良くない数値でした。

前期比年率+2.2%の成長でした。
個人消費は堅調ながら、設備投資が少し
落込んだようです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120430.html

を参照して下さい。

経済指標でチャート分析をしても意味がないの
ですが、GDP成長率はITバブルを境に全体的な
傾向として上下しています。

1990年の不況から米国経済は立ち直り、経済と
株価が上昇したのは、グリーンスパン前FRB 議長が
不思議に思った長期株高と、米国型金融資本主義が
全盛期を迎えた時期と附合します。

ITバブルで落ち込んだ後、不況から脱出しましたが、
GDP成長率は全体的な傾向として伸びが
縮小傾向です。

住宅バブルとリーマン・ショックを経て、景気が底を
打ってもその傾向に減家はありません。

また、リーマン・ショックの傷跡が厳しいものも
分かります。

しかし、GDPの絶対値は実質ベースで、2007年の
ピークを2011第3四半期に抜いていますので、
米国経済の底力を感じざるを得ません。

デフレでなければ経済は少しずつでも
成長するものです。

住宅バブル崩壊は個人のバランス・シート調整が
長く大きなものであることもグラフを参照して下さい。
住宅投資のGDPに占める比率を載せています。
住宅投資は特徴的に、景気が底を打つと急激に
回復しています。

実際は住宅投資が急激に回復するので、景気が
底を打つのです。

今回の回復過程は、住宅投資が急反発していません。
それだけ、住宅供給が多いのです。

新築だけが供給ではありません。
差押えで担保物件の売却が多いのです。
また、空き家も多く存在します。

今後は住宅投資の盛上がりがあるかどうかです。
ここまではFRBは非伝統的金融政策で、経済を
支え、ドル余剰でドル安にして、製造業を支援し、
GDPでは純輸出が伸びて貢献しました。

経済が本当に成長軌道に乗るのであれば、ドル安は
不要で、金融政策は元に戻すべきです。

雇用が少し改善していますが、遅行指標であるため、
米国景気は既にピークを打った可能性があります。


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2012年04月30日 11:00記述


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