平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2012年05月10日


Sell in May and Go Away. (セル・イン・メイ・アンド・ゴウ・アウェイ)


読者の方は、この言葉を聞いたことがあると思います。
「5月に株を売って、どこかに行ってしまえ」と言う意味です。

米国株式市場で、頻繁に使われるフレーズです。
この言葉は、「ハロウィン・インディケータ」の裏返しです。

ハロウィン・インディケータとは、
「11月1日に株を買って、翌年4月30日まで保有する」と、
良いパフォーマンスが得られることを表しています。

つまり、5月に入ってから、前年11月に買った株を、
売ることで好パフォーマンスを得られることを意味します。

どうして、5月に売るのかと言うと、

1)米国株は、夏よりも冬の方が、パフォーマンスが良い
2)相場変動が、夏よりも冬の方が低い傾向がある
3)「1月効果」が、冬の株相場に好影響を与えている

等々が考えられます。

「1月効果」は、「ジャニュアリー・イフェクト」とも言われ、
1月の米国株相場は上昇することが多いと言われます。

過去の経験則で、「ハロウィン・インディケータ」も、「1月効果」も、
いわゆるアノマリーとして、知られています。

しかし、学術的な研究論文もあります。
残念ながら、英語です。

いくつかの論文のURLを、参考までに掲載しておきます。
じっくり読んで研究するのもよろしいかと思います。

http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=76248
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=831985
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=887861
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=1593770

マクロ経済との関連で言えば、多少こじつけの部分はご容赦下さい。

年末(クリスマス)商戦で、小売業の業績良化。
個人消費の増大=米国経済の拡大。

それらの結果は1-3月期に入手できます。
当然、企業決算も悪くないです。

このことは「1月効果」と非常に密接な関係だと言えます。
株価もそれらに反応して上昇します。

米国株相場は年初以降上昇し、5月くらいから
上昇の勢いが衰える時期と符合します。

今年も米国マクロ経済はこのところ小休止に入りそうです。
ただし、最悪だった住宅価格は底打ちしそうですが…。

頭を冷やして、株式相場から離れて、ポジションを
スクエアにする時期のようです。


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2012年05月10日 09:00記述


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