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20120625


米国商業不動産市場の先行指標


昨年秋以来の登場です。
米建築家協会から、5月建築請求指数の発表が
ありました。

この指数は、ディフュージョン指数で、協会傘下の
協会員が発行する請求書の金額の増減を指数化
したもので、「50」が景況感の境目となり、50を上回ると
事業拡大を示し、50を下回ると事業環境が悪化している
ことを示します。

また、毎月発表されている建設支出や商業不動産
市場の先行指標として考えられています。

調査対象は個人住宅でなく、商工業施設建設・ホテル・
事務所・学校・病院等の建設です。

5月の指数は45.8と発表され、昨年7月以来の低い
数字でした。

個人住宅市場がようやく二番底を打ちそうになっています。
しかし、残念ながら商業不動産は将来的に落ち込みそうな
気配です。

この指数は、大まかに言って、建設支出や商業不動産
投資に9ヶ月から12ヶ月先行すると言われています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120625.html

を参照して下さい。

昨年、この指標が落ち込んだ時は、FRBはオペレーション・
ツイストを実施しました。

今回はその延長で、切り札を残しました。

その理由は、欧州危機に本格突入する場合に、QE3
温存したいと言うことだと思います。

また、この指数はGDPの成長率に対して先行性があり、
米国の投資サービス会社もレポートを今週出しています。

米国の経済減速や、一部のアナリストやエコノミストは既に
不況突入の可能性を指摘しています。

少々危険な臭いがします。


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20120625日 09:00記述


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