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2012年07月10日


個人消費動向


ショッピング・センター国際評議会(ICSC)が
発表した6月30日の週のチェーン・ストア週間
売上は、前週比+0.2%でしたが、前年比は+1.4%と
そこそこの伸びは示しました。
しかし、春先よりは伸びが鈍化傾向です。

レッドブック・リサーチ社が発表した同時期の
大規模小売店売上平均は、前年比+1.7%で
ICSCと殆ど同じような結果を示しました。

また、ショッパー・トラック社発表の6月30日までの
1週間の全米小売売上推計は、前週比で+0.3%で
前者と同じような伸びでしたが、前年比では+3.5%と
それらより大きな伸びを発表しています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120710.html

を参照して下さい。

グラフを見て分かるように、個人消費には季節性が
はっきりと見て取れます。

毎年クリスマスの年末商戦がピークで、翌月の1月は
ボトムになります。

米国経済の成長スピードは少しタイム・ラグを置いて、
第4四半期に伸びて、第1四半期と第2四半期に
スロー・ダウンする傾向があります。

そのため、株式相場は第2四半期の5月以降下落して、
夏の間にボトムを形成するようになります。

丁度、その時期にはFRB議長がジャクソンホールで
講演して、追加金融緩和を示唆してリスク資産相場が
息を吹き返す例年行事が繰返されています。

バカらしいと言えばそれまでですが、仕方ありません
毎年繰返されていて、相場が上昇し参加者はそれに
追随するしかないのです。

さて、先週は6月30日までの売上げでしたが、今週
発表される分は7月4日の独立記念日が含まれて
います。

読者の皆様は、恐らく売上げが伸びるのではとお考えかも
知れませんが、過去の傾向ではそうなりません。

独立記念日の平均的な米国人の行動パターンは、
ピクニックをしたりバーベキューをしたり、ショッピング
よりもどちらかと言えば、アウト・ドア志向です。

また、物を売る側の商店は、いつもよりも開店時間を
遅くしたり、閉店時間を早くしたりして、商業活動は
それほど盛上らない傾向があります。

独立記念日と言う祝日ですから、昔の独立した時代を
思いそのような行動パターンになるようです。

と言うことで、今週発表の売上げ統計は祝日が
含まれますが、大きな伸びは期待できません。

むしろ、今月末から本格スタートする新学期セールが
年末セールに次ぐ大きな売上げ時期ですから、
8月末にかけて盛上る可能性があります。

しかし、田舎者の米国人でも、欧州債務危機期を
CNNテレビを見て、少しは気にかけている消費者も
いますから、米国経済の正念場になるかも知れません。


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2012年07月10日 09:00記述


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