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2012年07月21日


ECRI週間景気先行指数


昨年の秋以来取上げなかったテーマです。

ECRIとは、Economic Cycle Research Instituteのことで、
米国の民間の独立系経済調査会社のことです。

日本語では、「景気サイクル研究所」でしょうか。

同社の創設者のジェフリー・ムーア氏は、グリーンスパン
前FRB議長の経済学の恩師として知られています。

また、同社の設立目的は、米国の好不況サイクルを公式に
認定する全米経済研究所に先んじることだとされています。

同社が毎週発表している「週間景気先行指数」は、
とても確度が高く、実体経済や株価に先行していることで
知られています。

過去の例では、同指数が-10%を下回ると、米国経済は
不況に陥っていましたが、非伝統的な金融政策を
展開し始めた2009年以降は、同指数が-10%を下回っても
リセッション入りすることはありませんでした。

米国でダブル・ディップが意識された一昨年春以降、
同指数は実際に-10%を下回って、景気後退に突入する
恐れがありましが、QE2やオペレーション・ツイストの
実施で景気のさらなる減速は逃れました。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120721.html

を参照して下さい。

7月13日時点の指数は121.9で前年比-2.3%を記録して
いますが、前週発表の前年比は-2.7%でしたので、グロスの
数字は悪化しましたが、前年比の数字は改善しました。

しかし、ECRIでは米国経済は既にリセッション入り
していると言う認識です。

NBER(全米経済研究所)が公式に米国経済の景気
サイクルを事後的に認定しますが、ECRIは強気で
不況宣言しています。

さてどのような結末になることでしょうか。


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2012年07月21日 16:00記述


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