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2012年08月12日


米国住宅市場の回復過程


読者の方は、帰省してこのメルマガを故郷で読んで
いらっしゃる方も多いかと思います。

先週の米国経済指標は殆ど重要なものの発表が
少なく、夏休み本番でした。

しかし、今週からは重要指標がてんこ盛りです。
ビジネスマンの中には、そろそろお休みモードから
実戦モードに突入する人もいます。

しかし、レイバー・デー明けが夏休み明けと言われて
いますので、しばらくはだるい相場が継続でしょうか。


米国の住宅バブルが崩壊して、金融危機が発生、
リーマン・ショックを経て米国経済は底を打ちました。

通常の米国経済は、景気拡大に伴いFRBが金融引締めを
実施して、住宅市場が傾きます。

その後、FRBの金融緩和を一番早く先取りする形で
住宅市場が立直ります。

住宅市場と言っても、住宅価格の動向、新築住宅や
中古住宅販売件数等々の総合的なものです。

最近大変興味深いグラフを見つけましたので、
紹介しておきます。

添付の

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120812.html

を参照して下さい。

1970年以降の米国不況時から住宅着工件数が
どのように立直ったかの比較グラフです。

青色のラインは過去の平均値です。
赤色が今回の回復過程です。

いかに今回の不況が深く大きく厳しいかが
よく分かります。

1981年不況と一瞬同じような形状でしたが、
現時点では違っています。

住宅市場の需要は、住宅ローン金利、空き家の
比率、住宅差押え件数とその動向、雇用状況、
人口増、その他米国人の生活スタイルや哲学的な
ものまで複雑に入り混じるものです。

今回は過去の景気回復過程が応用できないので、
FRBの金融緩和が住宅市場の立ち直りには
寄与しないことも十分考えられます。

しかし、今しばらくは住宅着工件数はジリジリと
増加するだろうと思います。

万が一、住宅着工件数が頭をもたげるようなことが
あれば、FRBは効果の有無に関係なく、すぐさま
QE3を実施するだろうと想像しています。


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2012年08月12日 16:00記述


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