平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>まぐまぐ!過去のメルマガ>2012年09月15日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート
2012年09月15日


株価と失業率


FRBがFOMCでQE3の実施を発表しました。
FRBは連邦準備理事会と訳されています。

米国は中央銀行ではなく、私的な組織である
FRBが金融政策を決めて実行しており、通常の
国とは違った制度です。

これも、合衆国の歴史と深い関係があります。

また、中央銀行であれば、物価の安定が唯一の
政策目標ですが、FRBの責務は物価の安定と
ともに雇用にまで範囲が広がっています。

これも、大恐慌と切っても切れない深い関係が
あります。

今回のグレート・リセッション以降、景気が回復
していますが、雇用の回復は進んでいません。

グレート・リセッションで失われた雇用の半分程度
しか再雇用されていない事実があります。

ジワジワと失業率が低下していますが、労働
参加率の低下で失業率が低下していることは
前回書きました。

ダウ工業株平均と失業率のグラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120915.html

を参照して下さい。

雇用は遅行指標だと言われます。
事実、株価が底を打ち、景気が底を打ってから、
失業率は天井をつけました。

その後は、株価と失業率は負の相関であることは
理解しやすいです。

また、株価と景気は基本的に正の相関ですから、
最近の製造業関連の経済指標は、景気後退の
可能性を感じさせます。

FRBも必死で景気を支えたい気持ちは分かりますが、
金融政策だけで株価を維持し高くすることは、
実体が伴わなければバブルです。

雇用面からは、株価は高過ぎると感じます。


本メルマガはファンダメンタルズの情報提供をしています。
詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


                    ページ・トップへ   ホームへ