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2012年09月20日


実質観光支出


米商務省経済分析局から実質観光支出と言う
面白い統計が四半期に一度発表されています。

2012年第2四半期の実質観光支出は、前期比
年率+2.1%で、2012年第1四半期の修正値の
前期比年率+4.9%と言うかなりの好調なレベルから
小幅に減少を記録しました。

しかし、減少したとは言え、GDPの成長スピード
よりは速いペースです。

つまり、実質GDPは第1四半期は+2.0%で、
第2四半期は+1.7%でしたので、それぞれGDP
よりは大きな数値でした。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/120920.html

を参照して下さい。

グラフのように支出が減った原因の内最大の要因は
ガソリン価格の低下です。

また、飛行機での旅客数の減少も理由の一つに
挙げられています

時々レポートしていますが、ホテル客室稼働率は、
住宅バブル時の過去最高レベルを凌駕するような
高さですが、利益幅である1部屋当たりの粗マージンは
過去最高水準には到達していません。

バブル崩壊後、商業不動産の市場も当然崩壊し、
ホテル建設は落ち込んでいます。

また、雇用を増加させることにも消極的でした。
つまり、雇用は遅行指標ですが、ホテル業界の
雇用はさらに遅行指標だと言えます。

このホテルの雇用が上向きになっていることは、
経済成長の成熟を意味すると思います。

グラフでは右下のグラフです。

レストランの景況感やホテルの雇用、さらに住宅
市場が二番底を打ち、商業不動産も少し上向きです。

しかし、建築家協会の建築請求指数が少し
頭打ちになっていますので、向こう半年から1年
程度で、ホテルを含めた商業不動産市場も
落込む可能性があります。

FRBのQE3は、正念場を迎えた米国経済の
更なる落ち込みを防ぐ目的の一手です。

経済に効果を出す前に株価が上げで反応すれば
良いのですが…。


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2012年09月20日 17:00記述


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