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2012年10月13日


米国住宅価格の季節性


住宅バブルが崩壊して、なかなか底打ちしなかった
米国住宅市場は、二番底を経験してようやく浮上して
きたことは、最近の経済指標で容易に分かります。

FRBの金融緩和政策により、住宅ローン金利が低下し、
バブルが崩壊してから時間が経過し、個人のバランス・
シートがかなり改善してきました。

住宅ローン返済が滞って、物件が差押えられ、銀行は
少しでも資金回収するために、差し押さえ物件の売却を
急ぎました。

また、違法な手段によって住宅ローンが組まれた
案件が多く、全米で銀行が訴えられる訴訟が多く
発生したことも事実で、それらの訴訟もようやく峠を
越した感があります。

今年の春以降住宅価格が持ち直し、米国住宅市場は
底打ちから回復改善へと歩を進めました。

典型的な米国の景気サイクルでは、住宅市場は米国
経済を牽引するほどの力強さがありましたが、今は全く
違った様相を呈しています。

それでも、景気を下支えしていることは事実ですが、
季節は秋から冬に向かいます。

住宅市場の季節性が顕著ですから、これからの米国
マクロ経済は住宅市場の側面からは若干ネガティブな
影響を受けることを頭に入れておきたいです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/121013.html

を参照して下さい。

不動産取引は通常春から夏にかけて活発になり、その結果
価格上昇を伴います。
そして秋から冬に向けては商いが細り価格は緩みます。
非常に常識的な市場で、商状と価格は比例します。

グラフ下段は、中古住宅販売件数の月次比較グラフです。
住宅バブル時期であっても、そうでなくても同じ傾向であることは
直ぐに分かると思います。

グラフ上段は、住宅価格指数の月次グラフです。

季節は秋になり冬が来ます。
クリスマス・セールで個人消費が関心事ですが、住宅価格は
これから下落する時期です。

いろいろな相場に少し影響が出てくる可能性があります。
これから住宅価格は前月比で下落する可能性が高い
シーズンになりました。


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2012年10月13日 19:00記述


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