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2012年11月05日


年末商戦の小売業の雇用


米国の経済指標で最重要な雇用統計の発表は、
現職大統領に有利な内容でした。

前月は、サプライズの雇用統計で、ジャック・ウェルチ
元ジェネラル・エレクトリックCEOがインチキの経済
指標として批判していたことがメディアに載りました。

今月は、非農業部門雇用者数が事前予想を上回り、
過去の数字も上方修正されました。

失業率は労働人口が増加したため、前月よりは若干
悪化しました。

雇用が遅行指標であると言うのが定説ですが、
景気が良くなっていると労働者が判断して、就業を
諦めていた人たちが、就職しようとして労働人口が
増加したとすれば、失業率は少し上昇します。

そして遅行性が明らかであれば、景気動向の
好転もそろそろ終盤である可能性があります。

米国では、ハロウィンも終わり、年末消費に向けた
準備に入る時期です。

毎年10月から12月までは個人消費が盛り上がり、
輸入が増加し、物流が増加し、小売業の雇用が
増加する時期です。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/121105.html

を参照して下さい。

17万人の雇用者増加の内13万人が小売業でした。
これを見ても小売業の重要性が分かります。

年末に向けてさらに増大しそうです。

1990年以降、第4四半期の雇用増加が顕著だと
言う事実が見て取れます。

また、ITバブル時期の最高レベルを住宅バブル時期でも
抜けなかったことも分かります。

それだけITバブルの大きさも想像できますが、IT化で
ネットで買物をする人も多くなり、結果として小売業の
実店舗の雇用を抑制している事実も分かります。

製造業に比べて、効率性が低い小売業でも、雇用が
抑制され費用削減され効率性が上昇していることは
米国経済の強さの源泉でもありそうです。

しかし、2009年6月から景気が拡大を開始して、
時期的には成熟しています。

FRBのQE3の効き目もなくなってきたような気配です。
株式相場も頭も重くなってきました。


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2012年11月05日 09:00記述


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