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2012年12月06日


レストラン・パフォーマンス指数


先月末に全米レストラン協会から10月レストラン・
パフォーマンス指数の発表がありました。

このところ、この指数を注意して見守る必要があると
重ねて解説していますが、今回の発表内容は十分に
気を引締めて吟味するべきでしょう。

指数は大きく下落しました。
業界の拡大・後退の節目である100を下回りました。
99.5と前月比0.9%も下げました。

総合指数が100を切るのは14ヶ月ぶりで、現況指数と
将来に対する期待指数とも100を切りました。

10月は大統領選挙の最中で、「財政の崖」は所与の
事実でしたが、現在よりはそれほど意識されていない
時期でした。

株価も当時はそれほど下落していない時期でした。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/121206.html

を参照して下さい。

2009年にFRBの大胆な金融政策とオバマ政権の
大胆な財政投入で景気は底打ちして、順調に米国
経済と米国株式相場は回復しています。

しかし、グラフを見て分かる通り、この指数の99.5の
レベルは非常に重要です。

FRBの絶妙な金融政策では、過去何度か危機を
救って来ました。
今回も指数は99.5のレベルです。

既にQE3は決定事項です。
財政赤字をこれ以上拡大することは危険水域で、
そのため、第2次オバマ政権発足後「財政の崖」が
大きくクローズ・アップされているのです。

景気拡大のための財政支出ができず、金融政策の
効果がだんだん薄れてきて、米国経済は厳しさを
増しています。

欧州景気はリセッションです。
ギリシャ問題は少しずつ前進していますが、
解決ではありません。
ドイツ国民がどのくらい我慢してギリシャを助けるかだけです。

中国は欺瞞に満ちた経済指標と政策で株価も経済も
際どい状態です。
例え共産党の新しい指導層が誕生しても、
事実は事実です。

米国の外食は、景気後退期はいち早く悪化し、
景気回復期は最後に回復します。

現在の指数悪化は、将来的な米国経済の落込みを
示唆していると考えます。

現在の迎国は豊かなクリスマスを演出していますが、
雇用が回復せず、繕った反映です。

しかし、日本よりはベターですが…。


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2012年12月06日 11:30記述


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