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2012年12月30日


米国の個人所得の実態


米国が住宅バブル崩壊からリーマン・ショックを
経て、深刻なグレート・リセッションに陥りましたが、
FRBの果敢な金融政策で表面的に経済の
立て直しを図りつつあります。

その間、欧州は住宅バブルの影響をもろに受け、
アイスランド・アイルランド・ギリシャ・スペイン・
キプロス・イタリア等が債務危機に陥り、急激な
財政緊縮で景気後退に突入しています。

中国も欧州の不況の影響を受け、成長鈍化が
顕著ですが、共産党の新執行部の登場で、
嘘の経済指標と財政支援で国内経済立て直しに
躍起です。

日本はご存じの通りで、デフレ経済の最中です。

比較優位で、米国の経済運営が光りますが、
本当にそうでしょうか?

面白いデータとグラフを見つけましたので、
紹介します。

毎月、個人所得や個人消費支出が発表されて
いますが、その数字を消費者物価で割り引いて
実質値を計算しています。

平均的な米国の家計が厳しい生活を強いられて
いるかよく分かると思います。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2012maguchart/121230.html

を参照して下さい。

米国では消費者物価が日本のようにマイナスに
なっていないので、名目値が向上していても、実際は
苦しい生活実態が分かります。

米国が経済成長を達成しているのは数字のまやかしです。
この点は中国と大差ないのです。

さて、日本はどうでしょうか?
名目値は下落しています。
しかし、実質値はデフレですから、プラスに作用します。

給与所得者は名目値の下落をデフレで埋め切れて
いませんが、年金受給者はデフレの恩恵を受けています。

良いことは長く続かないのが世の常、人の常です。
年金受給者が心地良い状態はその内崩壊します。

インフレが襲うのか、給付が極端に削られるか、
何かが起きる筈です。
厳しい世の中です。

米国ではフード・スタンプなる無料の食量配布を
受けている人の数は4700万人以上です。

これが米国の実態です。
日本も厳しい状況です。

安倍政権が下らない公共事業を復活し、財政の
浪費をするのが目に見えています。

取り返しがつかない状態になりそうです。

読者の皆さん、気を引き締めて将来に備えましょう!

今年1年ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。


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2012年12月30日 19:00記述


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