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2013年01月15日


12月小売売上高の先行指標


米国のクレジット・カード会社のマスター・カードが
集計しているマスター・カード・スペンディング・
パルスと言う個人消費に関する統計があります。

マスター・カードの支払ネットワークを駆使して
全米の個人消費動向を占います。

クレジット・カード支払いばかりでなく、現金や
小切手の支払いの推計値も含めて発表しています。

12月のそれは、前年比+2.4%と11月の+4.5%から
かなり減速してしまったようです。

理由はガソリン消費が落ち込んだためのようです。
しかし、ガソリンを除いた指数では若干改善して
+2.8%となっています。

いずれも自動車販売の数値は含まれていません。

今回発表される小売売上高の減速感が事前予想と
一致しそうだと考えます。

また、先日昨年の年末商戦の売上げについても
マスター・カード・スペンディング・パルスで発表
されています。

10月30日から12月24日までのホリデー・
シーズンの消費額は、前年比+0.7%しか増加
していません。

2011年の同時期の消費額は前年比+2.0%でした。

この消費額には、服飾・電気製品・贅沢品・宝石・
家具類が含まれており、自動車販売や食料品や
燃料等は入っていません。

また、この時期の消費は全米の年間消費額の
35%を占めていると言われます。

昨年の場合は、ハリケーン・サンディの影響が
あり、大西洋岸の地域がダメージを受けました。
大西洋岸地域の消費は全米の4分の1を
占めています。

しかし、ハリケーンの襲来がなかった西海岸では
伸びていました。

全体のイメージで言えば、11月の初めの売上げは
低調でしたが、その後回復しました。

12月の初めは再度低調になり、その後回復と言う
ものでした。

また「財政の崖」も消費者の消費動向にはネガティブな
影響を与えていたようです。

その様な環境でもオンラインはかなり健闘していました。

このマスターカード・スペンディング・パルスが
正確だとすると、第4四半期のGDPでは、個人消費の
伸びが期待できないので、成長鈍化になると
考えられます。

米国の量的緩和はまだ継続です。


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2013年01月15日 20:00記述


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