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2013年04月15日


ミシガン大学消費者心理指数


先週発表された米国の経済指標の中で、消費関連の
経済指標が良くありませんでした。

最近の傾向ですが、年末消費が盛上りその後寒い
年初の時期でも消費が継続しますが、春先になって
経済成長が鈍る動きになります。

米国ではそれをソフト・パッチと読んでいます。
つまり経済成長の一時的な陰りとされています。

米国経済の伝統的な動向は、年末には個人消費が
大いに盛上り、その後、年初には冷え込みます。

小売業では年末時期には雇用を増加させますが、
年明けには雇用を減らします。

また、寒い時期ですから、不動産の動きも鈍り、
冬の住宅関連は下火になります。

春とともに不動産への関心が高まり、不動産価格も
上昇傾向になります。

そして夏には休暇が多く、消費はそこそこ継続して
秋からクリスマスへ向かうことになります。

先週発表された小売売上げやミシガン大学
消費者心理指数はソフト・パッチそのものでした。

3月の小売売上は前月比-0.4%、前年比+2.8%で、
1月と2月発表分は下方修正されました。

短期的に個人消費はマイナスで、前年比では
2%程度になりました。

過去の傾向では、前年比2%を切るような消費では
経済成長は止まるケースが多いです。

つまり、インフレ率が年率で2%程度の国ですから、
消費の伸びが2%だとゼロ成長になります。

それを端的に表しているのが、ミシガン大学の
消費者心理指数です。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2013maguchart/130415.html

を参照して下さい。

4月速報値で、3月の78.6から大きく下落して
72.3と発表されました。

月末近くに発表される確定値では恐らく上方修正
されるものだと思いますが、予想外の低下でした。

低下の要因は、ガソリン価格や給与税上昇、
政治の混乱等が考えられています。

しかし、客観的言えば、指数の絶対値が低いです。
現在の米国経済は拡大を続けているのですが、
過去の水準では景気後退時期と同じようなレベルです。

それだけ米国経済のダメージが大きかったと言えます。

FRBのジャブジャブの金融政策がなければ
酷い状態になっていることが分かります。

量的緩和は必然なのです。
その意味でのドル余剰からのドル安は継続中ですが…。


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2013年04月15日 20:00記述


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